パイプフィルター

パイプフィルターは、独自の高性能ガラス繊維層フィルターを使用した理想的なミスト除去装置です。

捕集効率

微細なガラス繊維の径、密度、厚みを用途により理想的な仕様にすることによってあらゆるサイズのミストを95〜99.99%捕集することが可能で、処理ガス量の変動に対しても一定の高効率が得られます。

耐熱・耐薬品性

フィルター自身はガラス繊維だけで構成されており、バインダー等は一切使用していませんので、耐熱性、耐薬品性に優れ、強アルカリ、フッ化水素以外の薬品に対して安定しており腐食性ガスを含むミスト除去に長期間使用出来ます。

圧力損失

パイプフィルターの圧力損失標準設計の圧力損失は0.5〜2.5kPaになるよう設計されますが、効率を低下させることなく、条件により0.1〜10kPaまで設計する事が可能です。圧力損失は図に示すように、ろ過速度により大きく左右されます。ろ過面積を大きくとり、ろ過速度を小さく設計すれば圧力損失は低くなり、ファン価格や動力費は少なくなりますが、本体価格は高くなります。よって必要効率に応じて最も経済的に組み合わせる必要があります。

フィルター寿命

捕集されたミストは液状となって連続的に滴下します。不溶性ダストについては1μm程度のものは凝集液とともにガラス繊維層を通って流れ落ちます。このことにより、ガラス繊維層自体にセルフクリーニング作用が働き目詰まりを防ぎますので、長期にわたり使用可能です。
標準構造  フィルター寿命

捕集原理

パイプフィルターの捕集原理には、気流中にガラス繊維が存在することから、主に慣性衝突効果、拡散効果、さえぎり効果、重力沈降、静電気の5つの効果により捕集されます。

(1) 慣性効果

流体が繊維に近づくと、その流線が曲げられるため粒子は流速及び質量が大きなほど、その慣性力によって、障害物である繊維に衝突し捕集されます。
(1) 慣性効果

(2) 拡散効果

粒子の質量が無視でき、流速が遅いほど粒子は慣性の影響を受けることなくブラウン運動(粒子がガス分子と衝突して起こる前後左右運動)をするので、流体の流線に沿った均一な運動は行わず、不規則に移動し、障害物である繊維に付着し捕集されます。
(2) 拡散効果

(3) さえぎり(接触)効果

慣性、拡散の影響が無視出来る範囲において、粒子の中心は流体の流線にそって移動し、その中心が繊維表面から粒子の半径以内に近づけば、繊維に接触捕集されます。
(3) さえぎり(接触)効果

(4) 重力沈殿

粒径および質量が大きく、流速が遅いとき顕著にあらわれる効果です。重力により、粒子が流線から離れ、繊維に衝突して捕集されます。
(4) 重力沈殿

(5) 静電気

粒子、繊維の一方あるいは双方が帯電しているときに顕著となる効果です。粒子は静電気効果により、繊維に引き寄せられて捕集されます。
(5) 静電気

パイプフィルターエレメント

パイプフィルターエレメント

▲ページトップへ

製品お問い合わせ 各製品のお問い合わせはこちらのボタンをクリックしてください

製品インデックスに戻る
プリーツバグフィルター
乾式集塵装置
脱臭装置
ミスト・ヒューム除去装置
精溜及び分溜装置
重合・反応装置
実証テスト